Artisano
彫金師

和田 瞬佑

技で物語を紡ぐ — 高岡に受け継がれる和彫り彫金

01 — 想い

技で物語を紡ぐ

和田彫金工房は「技で物語を紡ぐ」を合言葉に活動しております。長年培ってきた伝統技術と、デザイン力、企画力を活かし、深い意味を込めた製品や作品を創り出しています。

私が最も大切にしているのは、単なる金属加工ではなく、そこに込められた「物語」を形にすることです。歴史の重みを背負いつつも、常に新しい分野に挑戦し、和彫り彫金(日本の伝統的な金属彫刻)と(たがね)を用いた様々な技法を駆使して、お客様の想いや歴史、そして日本の美意識を、時を超えて輝き続ける素材である金属に刻み込み、永く愛される作品をお届けしています。

和田
和田 瞬佑和田彫金工房
02 — 技術

和彫り彫金の技法

四代続く彫金(金属彫刻)を生業とする家に生まれ、父や祖父から和彫り彫金の技法を学びました。和彫り彫金は、と金槌を用いて金属に装飾を施す、日本独自の彫刻技法です。

金属表面の線の太さ、深さ、光の反射を緻密に操ることで、荘厳さと繊細さを兼ね備えた独特の表現を生み出します。100年以上受け継がれてきたの技法と、素材の特性を引き出す感性によって、龍や鳳凰、四季折々の花鳥風月といったモチーフに、力強さと優雅さの両方を宿らせています。

03 — コラボレーション

コラボレーション

伝統的な和彫り彫金の技法を基盤とし、3Dデータを用いたデザイン作成や試作制作を組み合わせることで、多様な表現に挑戦しています。私自身の能力だけでなく、地域の職人ネットワークも活用することで、表現の可能性は無限に広がります。

技術だけでなく、楽器、刃物、アニメ、ゲーム、プロレスといった文化との融合も強く意識しています。多様なクリエイターや企業との積極的な協業を通じて、伝統と現代文化が響き合う、幻想的で個性的なものづくりを展開しています。

04 — デザインと物語

デザインと物語

ものづくりは、モチーフに宿る世界観や物語を深く考察することから始まります。龍や鳳凰、四季折々の花鳥風月といった日本の伝統的なモチーフには、世代を超えて受け継がれてきた物語や象徴的な意味が込められています。それらは寺社の装飾や仏具だけでなく、現代のアニメやゲームにも息づき、日本独自の精神世界を形成しています。

私はこれらのモチーフや装飾文化の背景を大切にし、その物語性を活かしたデザインを丁寧に創り上げています。伝統と現代を繋ぐデザインづくりを通じて、日本の美意識を未来へと紡いでいきます。

05 — 展望

展望

伝統を守りつつ、時代の変化に対応しながら、人々の心を揺さぶる作品を創り続けることが私の目標です。「荘厳な寺社」や「熱気あふれる祭りの装飾」を目にした時、「おおっ!」と感嘆し、心が震える瞬間があります。受け継いだ技術と感性を研ぎ澄まし、日本の装飾工芸文化を世界に発信し、その魅力を広く伝えていきたいと願っています。

06 — 沿革

私の歩み

2004年

東京工科大学在学中、赤塚不二夫ギャグビデオ大賞 優秀賞受賞(脚本・演出)

2005年

大手ゲーム開発会社に入社、遊技機向け映像の企画・制作・編集を担当

2011年

高岡市にUターン、和田彫刻工房に入社

2016年

アメリカ・ワシントンD.C.で開催されたOTAKONに公式ゲストとして参加

2017年

アニメ制作アワード クラフトデザイン部門 銀賞受賞(天元突破グレンラガン 五月人形兜飾り)

2018年

高岡伝統産業青年会 会長就任

2019年

高岡伝統工芸を担う優秀技能者として認定

2021年

大槌町観光交流協会コンテンツ事業戦略委員会 特別顧問就任

2021年

「沼カツ!」プロジェクト美術工芸部顧問就任

2022年

「マッスル6」に作品提供(伝統工芸×プロレスコラボ)

2024年

経済産業省スタートアップ育成プログラム「J-STARX地域起業家コース」に参加

07 — 受賞歴

評価

技を知る者たちからの敬意の証。

2017年 · 最新

アニメ制作アワード クラフトデザイン部門 銀賞

天元突破グレンラガン 五月人形兜飾り
  1. 2004年

    赤塚不二夫ギャグビデオ大賞 優秀賞

    脚本・演出